日国友の会



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カメラアングル

読者カード 用例 2021年09月05日 公開

2018年11月03日 古書人さん投稿

用例:一体、カメラアングルは自律的にその本来の機能を発揮したといふ点で是正されるのではなく、寧ろ終局の目的とするストオリイの発展上切り離すことの出来ぬ映画を創造したといふ点で是正されなければならぬ云々。
『映画技術研究 ライトの意義と配光の原理(「映画評論」(第7巻3号)より)』 1929年9月1日 稲垣一穂
語釈:〔名〕(英 camera angle)(2)カメラマンの、被写体のとらえ方。

コメント:解釈2の事例で遡ります

編集部:第2版では、織田作之助『可能性の文学』(1946)の例が早いのですが、さらに、17年さかのぼることになります。

著書・作品名:映画技術研究 ライトの意義と配光の原理(「映画評論」(第7巻3号)より)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1929年9月1日

著者・作者:稲垣一穂

掲載ページなど:279ページ

発行元:映画評論社