おすなおすな【押すな押すな】
読者カード 用例 2021年11月25日 公開
用例: | 世界を通じて人口密なる日本は毎年五六十萬の人間が殖えて、此島国の中で互に押すな押すなといって肩摩轂撃をして居る状態である。 |
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『南紀人材論』 1914年11月15日 下村 宏 | |
語釈: | (「な」は禁止の意の助詞)人が大勢押しかけて混雑しているさまにいう。 |
コメント:遡ります
編集部:第2版では、里見弴『大道無門』(1926)の例が早いのですが、さらに、12年さかのぼることになります。
著書・作品名:南紀人材論
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1914年11月15日
著者・作者:下村 宏
掲載ページなど:300ページ後ろから1行目
発行元:紀伊毎日新聞社