日国友の会



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こくさいご【国際語】

読者カード 用例 2021年11月25日 公開

2018年12月11日 古書人さん投稿

用例:この新文字説即ち世界語は、十七世紀ライプニッツ氏の唱導して以後、千八百十七年、露のツァメンホフ氏の「エスペラント」出るまで、七八種も想像されて居る。〈略〉兎に角新文字は、共通語国際語といふ意味である。
『南紀人材論』 1914年11月15日 下村 宏
語釈:〔名〕(2)言語を異にする国家間および国民間に共通に使用させる目的で、考案・作製した人工の言語。既存の言語と無関係に考案したものと、既存のいくつかの言語の共通性に配慮し、またはある国の言語を基礎にして、改良を加えたもの、この二種の折衷などがある。エスペラントのほか、ボラピューク、イード、ノビアルなどが考案された。国際補助語。

コメント:解釈2の事例で遡ります

編集部:2008年12月24日付けで、末広鉄男さんに、『日本家庭大百科事彙第二巻』(1928)の例をご紹介いただいていますが、さらに、14年さかのぼることになります。

著書・作品名:南紀人材論

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1914年11月15日

著者・作者:下村 宏

掲載ページなど:315ページ6行目

発行元:紀伊毎日新聞社