ソリティア
読者カード 項目 2018年12月28日 公開
用例: | 「十」字形に並んだ計三十三個の穴に入った球を、一つずつ飛び越えながら取っていって最後に一つを残す--「ソリティア」と呼ばれる盤上ゲームがここ二、三年、家庭や観光地に浸透している。 |
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『読売新聞(東京朝刊)』 1988年11月4日 | |
語釈: | 〔名〕(英 solitaire)一人で行なうゲーム。特に、トランプの一人遊び。〔三省堂『大辞林』@物書堂〕 |
コメント:2版には見出しがないので。
編集部:この例は、トランプの遊びではなく、盤上ゲームの方の意味ですね。同記事中に、「十三世紀サラセン王朝時代のスペインの文献が最も古い記録。穴の配列にはさまざまな種類があり、元は二人で競うゲームだった。十八世紀になってラテン語のソリタリウス(一人遊び)と呼ばれる一人のゲームとなり、三十三穴の盤(イギリス式)が標準となっている」とあり、西洋では古くからある遊戯のようです。
著書・作品名:読売新聞(東京朝刊)
媒体形式:新聞・広報・官報
刊行年(月日):1988年11月4日
著者・作者:
掲載ページなど:16頁
発行元:読売新聞社