日国友の会



現在「会員登録」「お問い合わせ」は休止しております。ご不便をおかけしますがご了承ください。(2024年3月28日)

ぶすぶす

読者カード 用例 2019年05月05日 公開

2019年02月23日 ねじり草さん投稿

用例:「それアまあ其さ。来る早々からぶす/\いはないもんだ。」
『足迹』 1910年 徳田秋声
語釈:〔副〕(「と」を伴って用いることもある)(2)小声で不平不満などを言うさま、また、不満などを表面化させないでくすぶっているさまを表わす語。ぶつぶつ。

コメント:さかのぼります。355頁に明治43年7月30日~11月18日「読売新聞」とあります。

編集部:第2版では、同じ徳田秋声の『あらくれ』(1915)からの例が引かれていますが、さらに、5年さかのぼることになります。

著書・作品名:足迹

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1910年

著者・作者:徳田秋声

掲載ページなど:168ページ〔坪内祐三・荒川洋治編『明治の文学 第9巻 徳田秋声』、2002〕

発行元:筑摩書房