あおばせせり【青翅挵蝶】
読者カード 用例 2019年06月01日 公開
用例: | 宝石のような瑠璃色の花が咲いているのが眼にとまった。〈略〉それはやはり蝶であった。たしかアオバセセリという名であろうと思うが |
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『近きより 昭和13(1938)年 第2巻第6号〈絵画展記念号〉』 1938年 正木ひろし | |
語釈: | 〔名〕セセリチョウ科のうち日本最大のチョウ。はねを開くと約五センチメートルとなる。日本産の他のセセリチョウがほとんど褐色の地味な色彩であるのに、本種は暗緑色で、後ろばねのふちだけは橙色。幼虫はアワブキ科の葉を食べる。日本では、北海道を除く各地に分布。学名はChoaspes benjaminii |
コメント:用例がなかったので。
編集部:第2版では、用例が入りませんでした。
著書・作品名:近きより 昭和13(1938)年 第2巻第6号〈絵画展記念号〉
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1938年
著者・作者:正木ひろし
掲載ページなど:338-339ページ〔正木ひろし『近きより1』現代教養文庫1371、1991〕
発行元:社会思想社