なかび【中日】
読者カード 用例 2022年05月27日 公開
用例: | 〇明治座ハ本月一日の開場にて廿五日立の興業なりといへバ最早中日(ナカビ)を打過たるならんが 〔雑報●演劇の景気〕 |
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『東京朝日新聞附録(第2990号)』 1894年11月14日 | |
語釈: | 〔名〕(2)演劇、相撲などの興行期間のまんなかにあたる日。また、歌舞伎で、この日に幹部俳優が楽屋の者などに祝儀を出す習慣があるところから、祝儀をいう。 |
コメント:解釈2の事例で遡ります
編集部:第2版では、正宗白鳥『牛部屋の臭ひ』(1916)の例が早いのですが、さらに、22年さかのぼることになります。
著書・作品名:東京朝日新聞附録(第2990号)
媒体形式:新聞・広報・官報
刊行年(月日):1894年11月14日
著者・作者:
掲載ページなど:3ページ
発行元:東京朝日新聞社