日国友の会



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ぽろぽろ

読者カード 用例 2019年06月11日 公開

2019年03月13日 ねじり草さん投稿

用例:風もなきにぽろ/\と二三弁散るを見て
『此ぬし』 1890年 尾崎紅葉
語釈:【一】〔副〕(「と」を伴って用いることもある)(1)小さい粒状の物がこぼれ落ちるさまを表わす語。

コメント:さかのぼります。198頁に明治23年9月春陽堂とあります。

編集部:第2版では、長塚節『土』(1910)からの例が早いのですが、さらに、20年さかのぼることになります。

著書・作品名:此ぬし

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1890年

著者・作者:尾崎紅葉

掲載ページなど:156ページ〔坪内祐三・斎藤美奈子編『明治の文学 第6巻 尾崎紅葉』、2001〕

発行元:筑摩書房