しやくじょう【司薬場】
読者カード 項目 2022年06月22日 公開
用例: | 今般詮議ノ次第有之京都司薬場相廃シ更ニ横濱長崎二港ヘ司薬場設置候條此旨布達候事(以下省略) 明治九年八月十二日 内務卿大久保利通 |
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『内務卿布達(甲第32号)』 1876年8月12日 | |
語釈: | 〔名〕輸入薬品の検査のために明治政府が設立した官立の薬品検査機関。現在の国立医薬品食品衛生研究所の前身にあたる。1874年(明治7)3月東京に設置されたのが最初で、翌年京都、大阪、さらに長崎、横浜に設置され、83年には、東京、大阪、横浜の3司薬場となっていたのを内務省衛生局(東京、大阪、横浜)試験所と改称した。薬品検査のほかに実地薬学教育の場として近代薬学の知識と技術を授ける役割をも果たし、日本の近代薬学の導入と発展の一翼を担った。〔『ニッポニカ』@JapanKnowledge〕 |
コメント:取り敢えず
編集部:第2版では、立項されませんでした。
著書・作品名:内務卿布達(甲第32号)
媒体形式:新聞・広報・官報
刊行年(月日):1876年8月12日
著者・作者:
掲載ページなど:80ページ〔官令全報第一号〕
発行元:弘令社