日国友の会



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しもつ【下津】

読者カード 項目 2022年09月15日 公開

2019年04月21日 古書人さん投稿

用例:愛知縣下名古屋分局ヨリ三重縣下津ニ至ル電線即今四日市迄架設落成ニ付同所ヘ分局設置
『工部卿布達第19号』 1876年11月21日
語釈:和歌山県北西部、紀伊水道に面する海草郡 (かいそうぐん) にあった旧町名(下津町 (ちょう) )。現在は海南市の西部を占める地域。旧下津町は、1938年(昭和13)浜中 (はまなか) 村が町制を施行して下津町となり、1955年(昭和30)大崎 (おおさき) 町と仁義 (にんぎ) 、加茂、塩津の3村と合併。2005年(平成17)海南市に合併した。JR紀勢本線(きのくに線)、国道42号、480号が通じ、阪和自動車道下津インターチェンジがある。中世の浜中荘 (しょう) のなかで下津浦を中心に発達した地なので下津町という。西部はリアス式海岸で、下津、大崎、塩津などの良港がある。下津湾口の大崎は『万葉集』にも詠まれた港で、江戸期は廻船 (かいせん) の港として栄えた。塩津も廻船港で、現在は漁港となっている。〈以下略〉〔ニッポニカ@JapanKnowledge"下津"〕

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:工部卿布達第19号

媒体形式:新聞・広報・官報

刊行年(月日):1876年11月21日

著者・作者:

掲載ページなど:92ページ1行目〔官令全報第四号〕

発行元:弘令社