日国友の会



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あいのる【合乗】

読者カード 用例 2019年05月07日 公開

2019年05月04日 若桜木虔さん投稿

用例:十二月二十四日、宮の御佛名の初夜の御導師聞きて出づる人は、夜半も過ぎぬらんかし。里へも出で、もしは忍びたる所へも、夜のほど出づるにもあれ、合乘りたる道の程こそをかしけれ。(二八二段)
『枕草子』 10c前年 清少納言
語釈:〔自ラ四〕一つの乗り物にいっしょに乗る。同乗する。

コメント:

編集部:第2版では近代以降の例しかない「あいのり(相乗)」の例としてご投稿いただきましたが、この例は「合乗りたる」とあるので「あいのる(相乗)」の例ということになります。第2版では、「枕草子」よりも早い成立の「伊勢物語」からの例が引かれています。

著書・作品名:枕草子

媒体形式:その他

刊行年(月日):10c前年

著者・作者:清少納言

掲載ページなど:

発行元: