こがく【古楽】
読者カード 用例 2022年11月15日 公開
用例: | 喚頭より拍子をくはふるは。八拍子の古楽のつゞみにあげゝる。〔上〕 |
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『龍鳴抄』 1133年 | |
語釈: | 〔名〕(2)雅楽の分類用語。製作の時代によるが、諸説ある。中国では六朝(りくちょう)以前、日本では唐の玄宗以前の曲と林邑楽(りんゆうがく)の曲をさすのがふつう。日本では古楽には壱鼓(いっこ)、新楽には羯鼓(かっこ)を使うという区別があったが、近代は古楽にも羯鼓を代用することが多い。胡飲酒(こんじゅ)、酒胡子、安摩(あま)、陵王(りょうおう)、抜頭(ばとう)、還城楽(げんじょうらく)など。←→新楽。 |
コメント:遡ります
編集部:第2版では、『体源鈔』(1512)の例が早いのですが、さらに、379年さかのぼることになります。
著書・作品名:龍鳴抄
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1133年
著者・作者:
掲載ページなど:33ページ下段1行目(「群書類従」(第十九輯)巻第342 管弦部二、2002)
発行元:続群書類従刊行会