あららぎ【塔】
読者カード 用例 2022年11月15日 公開
用例: | 庶人三臺。拍子十六。はやきもの也。すまいのせちにあらゝぎと云事ありけり。〔上〕 |
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『龍鳴抄』 1133年 | |
語釈: | 〔名〕(2)「あららぎまい(塔舞)」に同じ。 |
コメント:解釈2の事例で遡ります
編集部:第2版では、『教訓抄』(1233)の例が早いのですが、さらに、100年さかのぼることになります。ちなみに、「あららぎまい(塔舞)」の語釈は「舞楽「庶人三台(そにんさんだい)」の別名。舞の途中で、塔のように高くなる曲芸風の舞い方による名。相撲節会(すまいのせちえ)などに演じられた。登場の時は、普通の人の高さであるが、一種の竹馬を使い、次第に高くなり、二丈にも及んだ」となっています。
著書・作品名:龍鳴抄
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1133年
著者・作者:
掲載ページなど:41ページ(「群書類従」(第十二輯)巻第342 管弦部、2002)
発行元:経済雑誌社