るろう【流浪】
読者カード 用例 2019年06月01日 公開
用例: | 《天平宝字四年七月庚戌【廿三】》○庚戌。大僧都良弁。少僧都慈訓。律師法進等奏曰。良弁等聞。法界混一。凡聖之差未著。断証以降。行住之科始異。三賢十地。所以開化衆生。前仏後仏。由之勧勉三乗。良知。非酬勲庸。無用証真之識。不差行住。詎勧流浪之徒。 |
---|---|
『続日本紀』 760年 菅野真道、秋篠安人、中科巨都雄 | |
語釈: | 〔名〕(1)あてもなくさまようこと。所定めず、さすらい歩くこと。 |
コメント:
編集部:第2版では、『将門記』(940頃か)からの例が早く、漢籍からは鮑照『擬行路難』の例が引かれています。
著書・作品名:続日本紀
媒体形式:その他
刊行年(月日):760年
著者・作者:菅野真道、秋篠安人、中科巨都雄
掲載ページなど:
発行元: