かいせいらく【海青楽】
読者カード 用例 2022年12月01日 公開
用例: | 海青楽。かいせいらく。拍子十。まひなし。この楽は。南池院の行幸にふながくをしてまいりたりけるに。〔下〕 〔下〕 |
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『龍鳴抄』 1133年 | |
語釈: | 「かいせんらく(海仙楽)」に同じ。 |
コメント:取り敢えず
編集部:第2版では、『教訓抄』(1233)の例が早いのですが、さらに、100年さかのぼることになります。「かいせんらく(海仙楽)」の語釈は「雅楽曲。「海青楽(かいせいらく)」とも。左方楽に属する黄鐘調(おうしきちょう)の曲。音楽は現存するが舞は伝わらず、元来無舞曲か」となっています。
著書・作品名:龍鳴抄
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1133年
著者・作者:
掲載ページなど:51ページ下段後ろから4行目(「群書類従」(第十九輯)巻第342 管弦部二、2002)
発行元:続群書類聚刊行会