しょうこん【銷魂】
読者カード 用例 2019年06月23日 公開
用例: | 臣等聞難參闕、行步鎮踏。春冰之薄、待月歸家。鬚髮皆梳秋霜之嚴。老者少遺日、弱者有餘年。懸車不幾、看形骸而揮淚。攜杖在近、計年曆以銷魂。〔以有勞恪勤諸司遷任遠江、駿河等國守闕狀〈平兼盛〉〕 |
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『本朝文粹』 1060頃年 藤原明衡 | |
語釈: | 〔名〕(1)悲しんですっかり元気を失うこと。悲しみにうち沈むこと。 |
コメント:
編集部:第2版では、『金沢文庫古文書』元徳三年(1331)六月一一日・為故若宮顕弁僧正廻向文(八・六一四一)の例が早く、漢籍からは江淹『別賦』の例が引かれています。
著書・作品名:本朝文粹
媒体形式:その他
刊行年(月日):1060頃年
著者・作者:藤原明衡
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