でんがくぶえ【田楽笛】
読者カード 項目 2022年12月02日 公開
用例: | 亦息ヲツクニモ。笛ニ入吹テ由詞ヲ吹バ。田楽笛里神楽笛ナンドノ心地シテワロシ。 |
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『懐竹抄』 12C末〜13C初か年 | |
語釈: | 〔名〕田楽で用いられる笛。 |
コメント:調べた解釈と異なりますが、取り敢えず
編集部:第2版では、立項されませんでした。現在では、野村万之丞氏による楽劇・大田楽での使用する際に考案された笛のことを一般にはいうようですが、ここでは、まだそのようには厳密に特定されない、田楽か里神楽で用いるような笛という意味で使われていると思われます。
著書・作品名:懐竹抄
媒体形式:単行本
刊行年(月日):12C末〜13C初か年
著者・作者:
掲載ページなど:64ページ下段後ろから5行目(「群書類従」第十九輯・巻343・管絃部三、2002)
発行元:続群書類聚刊行会