日国友の会



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りゅうし【流死】

読者カード 項目 2019年08月22日 公開

2019年06月06日 若桜木虔さん投稿

用例:堀决禦流。池魚浮蕩。[赤頁]尾甚多。亦左右京被水害。流死者衆矣。〈天安二年(858)五月壬午〉
『日本文徳天皇実録』 858年 藤原基経・菅原是善・都良香ら
語釈:〔名〕川に流されて死ぬこと。ながれじに。

コメント:

編集部:「ながれじに(流死)」の例としてご投稿いただきましたが、確例(和語は読みが確かな例のみ用例の候補とします)ではないので、第2版では立項されていませんが、漢語「りゅうし」の例とします。諸橋『大漢和辞典』では、『史記』の「秦紀」から「晋楚流死河」を引いています。

著書・作品名:日本文徳天皇実録

媒体形式:その他

刊行年(月日):858年

著者・作者:藤原基経・菅原是善・都良香ら

掲載ページなど:574ページ後ろから7行目〔『国史大系 第3巻』、1897-1901〕

発行元:経済雑誌社