けんとう【甄陶】
読者カード 用例 2019年08月24日 公開
用例: | 故知方者尠。趣辟者繁。不能以仁義浸漉。以礼讓甄陶。〈天安二年(858)八月甲寅〉 |
---|---|
『日本文徳天皇実録』 858年 藤原基経・菅原是善・都良香ら | |
語釈: | 〔名〕(「甄」はやきもの。また、やきものを作る道具の意。土をこねて陶器を作る意から)万物を形づくること。人格を作りあげること。教育すること。 |
コメント:
編集部:第2版では、『新編覆醤集』(1676)の例が早く、漢籍は『法言』を引いています。
著書・作品名:日本文徳天皇実録
媒体形式:その他
刊行年(月日):858年
著者・作者:藤原基経・菅原是善・都良香ら
掲載ページなど:579頁後ろから5行目〔『国史大系 第3巻』、1897-1901〕
発行元:経済雑誌社