リプロダクション
読者カード 用例 2019年07月09日 公開
用例: | そして壁にはいつもの通り、ポウル、ゴウガンのレプロダクシヨンや、南薫造の版画や、白秋の「東京景物詩」の挿絵になつてゐる木下杢太郎の「初夏の遊楽」や、ここの主人の描いた夜景などが、皆それぞれゑらさうな顔をして並んでゐる。 |
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『我友の声』 1914年 髙村豊周 | |
語釈: | 〔名〕(英 reproduction)《レプロダクション》(3)模写。複製。複写。 |
コメント:遡ります。
編集部:第2版では、竹野長次・田中信澄『音引正解近代新用語辞典』(1928)からの例が添えられていますが、さらに、14年さかのぼることになります。
著書・作品名:我友の声
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1914年
著者・作者:髙村豊周
掲載ページなど:130ページ〔髙村豊周(1992)『髙村豊周文集Ⅰ』〕
発行元:髙村豊周文集刊行会