ひらて【平手】
読者カード 用例 2019年11月08日 公開
用例: | 今までは稽古のために香落平手交りに指したるところを |
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『将棋雑話』 1901年 幸田露伴 | |
語釈: | 〔名〕(2)将棋で、どちらも駒を落とさないで対等の条件でさすこと。また、将棋の技量が互角であること。対馬(たいま)。←→駒落ち。 |
コメント:2018年4月9日に投稿しましたが、さかのぼる用例がありました。589頁に「太陽」の明治34年1月号・3月号に28まで載り、とあります。
編集部:菊池寛『将棋の話』(1920)の例をご紹介いただいていますが、更に、19年さかのぼります。
著書・作品名:将棋雑話
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1901年
著者・作者:幸田露伴
掲載ページなど:220ページ〔『露伴全集 第十五巻』、1952〕
発行元:岩波書店