日国友の会



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あめ【雨】

読者カード 用例 2019年07月11日 公開

2019年07月03日 monoさん投稿

用例: (法花経の心をよみし)薬草喩品
法の雨は草木もわかて注け共をのかした社うけまさりけれ
『赤染衛門集』 11C中年
語釈:〔名〕(3)広くゆきわたって人々をうるおすもののたとえ。

コメント:さかのぼります。以下の用例でも、さかのぼります。00602 //新勅撰和歌集 //新勅撰和歌集巻第十 //釈教歌 //紫式部ためとて結縁経供養し侍ける所に、薬草喩品を送り侍とて //権大納言宗家 //法の雨に/我もやぬれん/むつましき/わかむらさきの/草のゆかりに //(国文学研究資料館HPより)

編集部:第2版では、謡曲『芭蕉』(1470頃)からの例が添えられています。

著書・作品名:赤染衛門集

媒体形式:単行本

刊行年(月日):11C中年

著者・作者:

掲載ページなど:676ページ〔塙保己一編『群書類従・第十五輯(訂正三版)』(巻第二百七十七・赤染衛門集)、1987〕

発行元:続群書類従完成会