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げきやく【劇薬】

読者カード 用例 2023年01月23日 公開

2019年07月12日 古書人さん投稿

用例:内閣下附 毒藥激藥取扱規則
『明治九年元老院議事一覧表』 1877年2月28日
語釈:〔名〕ごく少量でも容易に中毒をひき起こす薬物。使用量を過ごすと生命にかかわるので、厚生労働大臣によって指定され、みだりに使用することは禁じられている。劇剤。

コメント:激薬の古い事例です。もしかして、劇薬は「激」の字の方が古いのではないでしょうか

編集部:第2版では、松村任三訳『植物小学』(1881)の「劇薬」の例が早いのですが、さらに、4年さかのぼることになります。また、「激薬」の例としては、2012年4月27日付けで、ぽんちさんに、時津風定次『相撲求道録』(1956)の例をご紹介いただいていますが、それよりもさらに、79年さかのぼることになります。

著書・作品名:明治九年元老院議事一覧表

媒体形式:新聞・広報・官報

刊行年(月日):1877年2月28日

著者・作者:

掲載ページなど:43ページ後ろから5列目〔『官令全報第7号』、1882〕

発行元:弘令社