ばじとうふう【馬耳東風】
読者カード 用例 2023年01月31日 公開
用例: | 或ハ朝ニ面從シテ暮ニ悖戻シ終ニ官ニ訴ヘ懇喩嚴誡數度ニ及フト雖モ所謂馬耳東風曾テ改悟セス〔島根県伺〕 |
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『内務省日誌明治9年第55号』 1876年10月3日 | |
語釈: | 〔名〕(馬の耳に東風が吹いても感じないという意から)人の意見や批評などを心にとめないで、聞き流すこと。他人のことばに耳をかさないこと。ばにとうふう。ばじふう。ばにふう。 |
コメント:遡ります
編集部:第2版では、末広鉄腸『雪中梅』(1886)の例が早いのですが、10年さかのぼります。
著書・作品名:内務省日誌明治9年第55号
媒体形式:新聞・広報・官報
刊行年(月日):1876年10月3日
著者・作者:
掲載ページなど:114ページ1行目〔『官令全報第7号』、1882〕
発行元:弘令社