サモワール
読者カード 用例 2019年11月19日 公開
用例: | 夜になりやア「サモワール」(湯沸しの類)の準備(したく)をして |
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『罪と罰』 1892-93年 内田魯庵訳 | |
語釈: | 〔名〕(ロシア samovar)《サモアール》ロシア独特の、炭を用いる卓上湯わかし器。銅・黄銅・銀製などで、中央に木炭などをたくパイプが通り、その周囲が水槽となっていて、外側に湯を出すコックがある。 |
コメント:さかのぼります。403頁下段に明治25年11月に上巻、二巻は翌二十六年2月、共に内田老鶴圃から出たとあります。
編集部:第2版では、吉井勇『酒ほがひ』(1910)の例が早いのですが、さらに、18年さかのぼります。
著書・作品名:罪と罰
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1892-93年
著者・作者:内田魯庵訳
掲載ページなど:231ページ下段〔『明治文学全集7 明治翻訳文学集』、1972〕
発行元:筑摩書房