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うこん【鬱金】

読者カード 用例 2023年02月27日 公開

2019年07月27日 古書人さん投稿

用例:鬱金(ウコン)〔第九・画之具〕
『類集文字抄』 15C中年
語釈:〔名〕(1)ショウガ科の多年草。また、その根。熱帯アジア原産で、根茎は黄色染料・香料に、また止血・健胃の薬用とする。古くから栽培され、日本では九州の一部と沖縄に自生する。地下に黄色の大きな根茎があり、バショウに似た長さ四〇センチメートルほどの長楕円形の葉が出る。秋、葉心から高さ二〇センチメートルあまりの花序を直立し、緑白色の包葉の間に三、四個ずつ淡黄色の小さな花が咲く。ターメリック。きぞめぐさ。学名はCurcuma longa ▼うこんの花《季・秋》

コメント:解釈1の事例で遡ります

編集部:第2版では、『易林本節用集』(1597)の例が早いのですが、さかのぼります。

著書・作品名:類集文字抄

媒体形式:単行本

刊行年(月日):15C中年

著者・作者:

掲載ページなど:327ページ上段後ろから3行目〔『続群書類従 第三十輯下 雑部 巻890』、1989〕

発行元:続群書類従完成会