なしわり
読者カード 用例 2019年10月15日 公開
用例: | 〔なし割り〕犯人捕縛の端緒を得るため、刑事が質屋や古着屋を捜査すること(刑)。「なし」は品の倒置にて掏摸仲間にも使はれる。 |
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『ポケツト隠語辞典』 1929年 学術普及社編 | |
語釈: | 〔名〕(「なし」は「しな(品)」の意)犯人を割り出すために、刑事が質屋・古着屋などを捜査することをいう、盗人仲間の隠語。〔特殊語百科辞典(1931)〕 |
コメント:遡ります。
編集部:第2版の典拠よりも2年さかのぼります。
著書・作品名:ポケツト隠語辞典
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1929年
著者・作者:学術普及社編
掲載ページなど:72ページ
発行元:学術普及社