ドンキホーテ
読者カード 用例 2019年11月28日 公開
| 用例： | 人類科学史上未曾有の大事件たる原子爆弾の研究に、こういう企てを試みることすら、いささかドン・キホーテ的であったことが、今度のアメリカの発表でよく分った。Ｔ君はいわばいい時にドン・キホーテの役割を免ぜられたものである。 |
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| 『原子爆弾雑話』 1945年 中谷宇吉郎 | |
| 語釈： | （二）〔名〕（一の主人公名から）ドンキホーテ型の人物のこと。 |
コメント：2003年5月27日に投稿がありますが、さかのぼります。189頁に昭和20年9月、384頁に『文藝春秋』とあります。
編集部：古笈さんに、楢橋渡『人間の反逆』（1959）の例をご紹介いただいていますが、さらに、１４年さかのぼります。
著書･作品名：原子爆弾雑話
媒体形式：単行本
刊行年（月日）：1945年
著者･作者：中谷宇吉郎
掲載ページなど：182-183ページ〔『中谷宇吉郎随筆集』、1988〕
発行元：岩波書店