日国友の会



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なんげ【難解】

読者カード 用例 2019年11月02日 公開

2019年08月23日 若桜木虔さん投稿

用例:〔一三・賽菅丞相廟願文〈慶滋保胤〉〕嗟呼。花言綺語之遊、何益於神道。希有難解之法、可期其仏身。
『本朝文粹』 1060頃年 藤原明衡
語釈:〔名〕(「げ」は「解」の呉音)(1)仏語。理解に困難なこと。とき知りがたいこと。→難解難入。

コメント:

編集部:「なんかい(難解)」の例としてご投稿いただいていますが、仏教語と判断して「なんげ」に寄せておきます。第2版では、『文明本節用集』(室町中)『日葡辞書』(1603-04)からいずれも確例が添えられています。

著書・作品名:本朝文粹

媒体形式:その他

刊行年(月日):1060頃年

著者・作者:藤原明衡

掲載ページなど:351ページ下段後ろから4行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕

発行元:岩波書店