あくごう【悪業】
読者カード 用例 2019年11月08日 公開
用例: | 〔一四・為左大臣息女女御四十九日願文〈大江朝綱〉〕追悔前生、造何悪業、更迨今世、受此苦悩。 |
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『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡 | |
語釈: | 〔名〕仏語。苦果を招く原因となる、身、口(く)、意による悪い行為。また、前世の悪事。←→善業。 |
コメント:
編集部:第2版では、『狭衣物語』(1069-77頃か)の例が早く、仏典は『大智度論』が引かれています。
著書・作品名:本朝文粋
媒体形式:その他
刊行年(月日):1060頃年
著者・作者:藤原明衡
掲載ページなど:370ページ上段後ろから4行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕
発行元:岩波書店