かいふう【海風】
読者カード 用例 2019年11月21日 公開
用例: | 〔一〇・聚沙為仏塔詩序〈慶滋保胤〉〕 海風之吹沈香、自供芬芳、河水之汰砕金、暗添厳餝。 |
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『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡 | |
語釈: | 〔名〕(1)海上から吹いて来る風。海上で起こる風。うみかぜ。唐詩では、西域の湖のあたりに吹く風をいう。 |
コメント:
編集部:第2版では、『南郭先生文集‐二編』(1737)の例が早く、漢籍は儲光羲『臨江亭五詠詩』が添えられています。
著書・作品名:本朝文粋
媒体形式:その他
刊行年(月日):1060頃年
著者・作者:藤原明衡
掲載ページなど:293ページ上段後ろから4行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕
発行元:岩波書店