日国友の会



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こほう【孤芳】

読者カード 用例 2019年12月06日 公開

2019年08月29日 若桜木虔さん投稿

用例:〔一一・惜残菊詩序〈紀長谷雄〉〕
秋之云暮、余煇易斜。菊之孤芳、残色可惜。
『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡
語釈:〔名〕(形動)(1)花などが一つ、または一木だけ非常によい香りを放っていること。また、そのさま。

コメント:

編集部:第2版では、『蕉堅藁』(1403)の例が早く、漢籍は朱熹の『賦水僊花詩』が引かれています。

著書・作品名:本朝文粋

媒体形式:その他

刊行年(月日):1060頃年

著者・作者:藤原明衡

掲載ページなど:317ページ下段4行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕

発行元:岩波書店