こほう【孤芳】
読者カード 用例 2019年12月06日 公開
用例: | 〔一一・惜残菊詩序〈紀長谷雄〉〕 秋之云暮、余煇易斜。菊之孤芳、残色可惜。 |
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『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡 | |
語釈: | 〔名〕(形動)(1)花などが一つ、または一木だけ非常によい香りを放っていること。また、そのさま。 |
コメント:
編集部:第2版では、『蕉堅藁』(1403)の例が早く、漢籍は朱熹の『賦水僊花詩』が引かれています。
著書・作品名:本朝文粋
媒体形式:その他
刊行年(月日):1060頃年
著者・作者:藤原明衡
掲載ページなど:317ページ下段4行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕
発行元:岩波書店