日国友の会



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しょうざんのしこう【商山四皓】

読者カード 用例 2020年01月15日 公開

2019年09月03日 若桜木虔さん投稿

用例:〔九・聴第一皇孫初読御注孝経詩序〈大江匡衡〉〕
播音於楽章、還嘲漢室重輪之月。得扶翼於戚里、誰招商山四皓之霜。
『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡
語釈:中国、秦末漢初の乱をさけて、商山に隠れた四人の隠士。東園公(とうおんこう)・綺里季(きりき)・夏黄公(かこうこう)・角里先生(ろくりせんせい)の四人。ともに鬚眉皓白(しゅびこうはく=ひげもまゆも白いこと)の老人であったところからいう。画題としてとりあげられることが多い。四皓。

コメント:

編集部:第2版では、『日蓮遺文-開目抄』(1272)から早い例が引かれています。ちなみに、大漢和では『漢書注』の例が引かれています。

著書・作品名:本朝文粋

媒体形式:その他

刊行年(月日):1060頃年

著者・作者:藤原明衡

掲載ページなど:281ページ下段1行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕

発行元:岩波書店