しょうざんのしこう【商山四皓】
読者カード 用例 2020年01月15日 公開
用例: | 〔九・聴第一皇孫初読御注孝経詩序〈大江匡衡〉〕 播音於楽章、還嘲漢室重輪之月。得扶翼於戚里、誰招商山四皓之霜。 |
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『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡 | |
語釈: | 中国、秦末漢初の乱をさけて、商山に隠れた四人の隠士。東園公(とうおんこう)・綺里季(きりき)・夏黄公(かこうこう)・角里先生(ろくりせんせい)の四人。ともに鬚眉皓白(しゅびこうはく=ひげもまゆも白いこと)の老人であったところからいう。画題としてとりあげられることが多い。四皓。 |
コメント:
編集部:第2版では、『日蓮遺文-開目抄』(1272)から早い例が引かれています。ちなみに、大漢和では『漢書注』の例が引かれています。
著書・作品名:本朝文粋
媒体形式:その他
刊行年(月日):1060頃年
著者・作者:藤原明衡
掲載ページなど:281ページ下段1行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕
発行元:岩波書店