ふくぼん【覆盆】
読者カード 用例 2020年01月15日 公開
用例: | 〔一・夜行舎人鳥養有三継狂歌〈源順〉〕 大陽難照覆盆下、願君雲上為奏伝。 |
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『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡 | |
語釈: | 〔名〕(3)(伏せた盆の中が暗いというところから)冤罪を蒙ること。無実の罪に問われること。 |
コメント:
編集部:第2版では、『布令字弁』(1868-72)の例が添えられ、漢籍は李白の『贈宣城趙太守悦詩』から引かれています。
著書・作品名:本朝文粋
媒体形式:その他
刊行年(月日):1060頃年
著者・作者:藤原明衡
掲載ページなど:136ページ上段後ろから2行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕
発行元:岩波書店