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とうぼん【盗犯】

読者カード 用例 2020年01月17日 公開

2019年09月03日 若桜木虔さん投稿

用例:〔二・意見十二箇条〈三善清行〉〕
而今訴人告状、歴三審之程、待奏可之比、択定使人之間、装束行程之限、事自彌留。度歴年紀、其間若有心盜犯者、豈遑遺一粒乎。
『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡
語釈:〔名〕「とうはん(盗犯)」に同じ。

コメント:

編集部:第2版では、『色葉字類抄』(1177-81)から早い例が引かれています。一応、確例のある方に寄せておきますが、大漢和では漢音で「トウハン」と読ませ、『六部成語』と『法曹至要抄』の例を添えています。

著書・作品名:本朝文粋

媒体形式:その他

刊行年(月日):1060頃年

著者・作者:藤原明衡

掲載ページなど:155ページ上段12行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕

発行元:岩波書店