日国友の会



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しゅうごう【習合】

読者カード 用例 2020年01月27日 公開

2019年09月06日 若桜木虔さん投稿

用例:〔九・所貴是賢才詩序〈大江以言〉〕
乃命楽師、習合礼楽、出傑俊、遂賢良。
『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡
語釈:〔名〕哲学上または宗教上で、相異なる諸種の教理や学説が融合すること。神と仏を結びつけて、その本地垂迹を考えた、神仏習合思想はその一つ。

コメント:

編集部:第2版では、岡本かの子『女体開顕』(1940)から早い例が添えられています。大漢和には漢籍例は添えられていませんが、この一節は『呂氏春秋』の「孟夏紀」に見えますね。

著書・作品名:本朝文粋

媒体形式:その他

刊行年(月日):1060頃年

著者・作者:藤原明衡

掲載ページなど:273ページ下段後ろから8行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕

発行元:岩波書店