しゅうごう【習合】
読者カード 用例 2020年01月27日 公開
用例: | 〔九・所貴是賢才詩序〈大江以言〉〕 乃命楽師、習合礼楽、出傑俊、遂賢良。 |
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『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡 | |
語釈: | 〔名〕哲学上または宗教上で、相異なる諸種の教理や学説が融合すること。神と仏を結びつけて、その本地垂迹を考えた、神仏習合思想はその一つ。 |
コメント:
編集部:第2版では、岡本かの子『女体開顕』(1940)から早い例が添えられています。大漢和には漢籍例は添えられていませんが、この一節は『呂氏春秋』の「孟夏紀」に見えますね。
著書・作品名:本朝文粋
媒体形式:その他
刊行年(月日):1060頃年
著者・作者:藤原明衡
掲載ページなど:273ページ下段後ろから8行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕
発行元:岩波書店