日国友の会



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ぼだいしん【菩提心】

読者カード 用例 2020年02月10日 公開

2019年09月09日 若桜木虔さん投稿

用例:〔一三・供養浄妙寺寺塔願文〈大江匡衡〉〕
見露盤之耀日、道場観之胸已開。聞宝鐸之鳴風、菩提心之涙先落。
『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡
語釈:〔名〕(1)さとりを得ようと努める心。大乗では特に利他を強調し、さとりを求めるとともに、求めることによって世の人を救おうとする心にいう。ぼだいごころ。

コメント:

編集部:第2版では、『宝物集』(1179頃)の例が早く、仏典は『維摩経』を引いています。

著書・作品名:本朝文粋

媒体形式:その他

刊行年(月日):1060頃年

著者・作者:藤原明衡

掲載ページなど:355ページ下段2行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕

発行元:岩波書店