日国友の会



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かふん【花粉】

読者カード 用例 2020年02月15日 公開

2019年09月11日 若桜木虔さん投稿

用例:〔一一・古琴和歌序〈紀淑望〉〕
小野小町之歌、古衣通姬之流也。然艶而無気力、如病婦之著花粉。
『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡
語釈:〔名〕種子植物のおしべの葯(やく)の中にできる生殖細胞。形、色、大きさは種類によって異なる。

コメント:

編集部:第2版では、『和蘭字彙』(1855-58)から早い例が引かれています。ちなみに、大漢和では、司空曙『題玉真観公主山池院詩』を引いています。

著書・作品名:本朝文粋

媒体形式:その他

刊行年(月日):1060頃年

著者・作者:藤原明衡

掲載ページなど:321ページ上段5行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕

発行元:岩波書店