どうしゅく【同宿】
読者カード 用例 2020年02月15日 公開
用例: | 〔三・弁散楽〈秦氏女〉〕 即知、半蔀者非代労之儲也。人臣寧費鞭以馳矣。胡籙者是備武之器也、武士豈対柱而負焉。少年同宿之処、戯言応知。衆口共啓之時、談咲難聞。 |
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『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡 | |
語釈: | 〔名〕(近世まで「どうじゅく」)(2)(─する)同じ宿や家に泊まりあわせること。同じ家、建物に住むこと。また、その人。 |
コメント:
編集部:第2版では、『今昔物語集』(1120頃か)の例が早く、漢籍は『晋書』から引かれています。
著書・作品名:本朝文粋
媒体形式:その他
刊行年(月日):1060頃年
著者・作者:藤原明衡
掲載ページなど:175ページ下段5行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕
発行元:岩波書店