きたい【奇態】
読者カード 用例 2020年02月15日 公開
用例: | 〔三・弁散楽〈村上天皇〉〕 子伝儒家之累葉、開翰菀之詞華、宜学峽猿之奇態、莫泥水鳥之陸歩。 |
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『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡 | |
語釈: | 〔名〕(形動)普通と違って珍しいこと。不思議なこと。また、そのさま。「きたい(希代)」と混同して用いられることもある。 |
コメント:
編集部:第2版では、『古今著聞集』(1254)の例が早く、漢籍は王融『琵琶詩』を引いています。
著書・作品名:本朝文粋
媒体形式:その他
刊行年(月日):1060頃年
著者・作者:藤原明衡
掲載ページなど:175ページ上段8行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕
発行元:岩波書店