日国友の会



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きたい【奇態】

読者カード 用例 2020年02月15日 公開

2019年09月11日 若桜木虔さん投稿

用例:〔三・弁散楽〈村上天皇〉〕
子伝儒家之累葉、開翰菀之詞華、宜学峽猿之奇態、莫泥水鳥之陸歩。
『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡
語釈:〔名〕(形動)普通と違って珍しいこと。不思議なこと。また、そのさま。「きたい(希代)」と混同して用いられることもある。

コメント:

編集部:第2版では、『古今著聞集』(1254)の例が早く、漢籍は王融『琵琶詩』を引いています。

著書・作品名:本朝文粋

媒体形式:その他

刊行年(月日):1060頃年

著者・作者:藤原明衡

掲載ページなど:175ページ上段8行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕

発行元:岩波書店