うはつら【優鉢羅】
読者カード 用例 2020年03月14日 公開
用例: | 〔一四・朱雀院四十九日御願文〈大江朝綱〉〕 優鉢羅之蕚、三齅失方、栴檀糂之羹、一服無験。 |
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『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡 | |
語釈: | 〔名〕「うはつげ(優鉢華)」に同じ。 |
コメント:
編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。大漢和では、岑参『優鉢羅花歌序』と「慧苑音義・上」の例を引いています。ちなみに「うはつげ(優鉢華)」の語釈は「(優鉢は {梵}utpala の音訳。烏鉢、烏鉢羅とも)花の名。睡蓮のこと。優鉢羅華。優鉢」となっています。
著書・作品名:本朝文粋
媒体形式:その他
刊行年(月日):1060頃年
著者・作者:藤原明衡
掲載ページなど:364ページ下段10〜11行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕
発行元:岩波書店