こうたん【降誕】
読者カード 用例 2020年03月22日 公開
用例: | 〔三・寿考〈大江匡衡〉〕 我后名軼稽古、化施当今。同降誕於寿丘、富春秋而天長地久。 |
---|---|
『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡 | |
語釈: | 〔名〕(古くは「ごうたん」とも)神仏、高僧、聖人、偉人、帝王、皇族などがこの世に生まれ出ること。降生(こうしょう)。 |
コメント:
編集部:第2版では、『中右記』康和五年(1103)正月一七日付け記事の例が早く、漢籍は花蘂夫人『宮詞』が引かれています。
著書・作品名:本朝文粋
媒体形式:その他
刊行年(月日):1060頃年
著者・作者:藤原明衡
掲載ページなど:169ページ上段後ろから5行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕
発行元:岩波書店