さんいつ【散逸】
読者カード 用例 2020年04月04日 公開
用例: | 〔一一・新撰和歌序〈紀貫之〉〕 若貫之逝去、歌亦散逸、恨使絶艶之草、復混鄙野之篇。 |
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『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡 | |
語釈: | 〔名〕(1)ちらばってなくなること。まとまっていた書物、文献などが散って、その所在がわからなくなる場合などにいう。 |
コメント:
編集部:第2版では、『応永本論語抄』(1420)の例が早く、漢籍は『北史』が引かれています。
著書・作品名:本朝文粋
媒体形式:その他
刊行年(月日):1060頃年
著者・作者:藤原明衡
掲載ページなど:322ページ上段5行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕
発行元:岩波書店