日国友の会



現在「会員登録」「お問い合わせ」は休止しております。ご不便をおかけしますがご了承ください。(2024年3月28日)

さんいつ【散逸】

読者カード 用例 2020年04月04日 公開

2019年09月26日 若桜木虔さん投稿

用例:〔一一・新撰和歌序〈紀貫之〉〕
若貫之逝去、歌亦散逸、恨使絶艶之草、復混鄙野之篇。
『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡
語釈:〔名〕(1)ちらばってなくなること。まとまっていた書物、文献などが散って、その所在がわからなくなる場合などにいう。

コメント:

編集部:第2版では、『応永本論語抄』(1420)の例が早く、漢籍は『北史』が引かれています。

著書・作品名:本朝文粋

媒体形式:その他

刊行年(月日):1060頃年

著者・作者:藤原明衡

掲載ページなど:322ページ上段5行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕

発行元:岩波書店