ゆうへき【幽僻】
読者カード 用例 2020年04月04日 公開
用例: | 〔三・松竹〈藤原広業〉〕 行人休止、猶避幽僻之煙。道子山池、誰迷斟酌之水。 |
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『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡 | |
語釈: | 〔名〕奥深く、都を遠く離れていること。人里を離れていること。また、その場所。ひなびた僻地。 |
コメント:
編集部:第2版では、『本朝無題詩』(1162-64頃)の例が早く、漢籍は張衡『応間』を引いています。
著書・作品名:本朝文粋
媒体形式:その他
刊行年(月日):1060頃年
著者・作者:藤原明衡
掲載ページなど:172ページ下段12行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕
発行元:岩波書店