日国友の会



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ゆうへき【幽僻】

読者カード 用例 2020年04月04日 公開

2019年09月27日 若桜木虔さん投稿

用例:〔三・松竹〈藤原広業〉〕
行人休止、猶避幽僻之煙。道子山池、誰迷斟酌之水。
『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡
語釈:〔名〕奥深く、都を遠く離れていること。人里を離れていること。また、その場所。ひなびた僻地。

コメント:

編集部:第2版では、『本朝無題詩』(1162-64頃)の例が早く、漢籍は張衡『応間』を引いています。

著書・作品名:本朝文粋

媒体形式:その他

刊行年(月日):1060頃年

著者・作者:藤原明衡

掲載ページなど:172ページ下段12行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕

発行元:岩波書店