ふじわらじだい【藤原時代】
読者カード 用例 2023年05月13日 公開
用例: | 彼の城南平等院の鳳凰堂は、藤原時代(フジハラジダイ)の妙技を留め、本願寺の飛雲閣(ひうんかく)桃山(ももやま)の美術を觀るべく、〔京都の美術工藝(一)〕 |
---|---|
『小国民(第5年第2号)』 1893年1月15日 霞翁 | |
語釈: | 遣唐使廃止(寛平六年=八九四)を境にした平安時代の中期・後期を、摂政・関白として勢力を振った藤原氏にちなんで称する。特に美術史上で、平安前期の弘仁・貞観時代に続く約三世紀間をさしていう。唐文化の影響から脱して、優美典雅な、いわゆる国風文化を作りあげた時代。 |
コメント:遡ります
編集部:2008年3月7日付けで、末広鉄男さんに、芳賀矢一・下田次郎『日本家庭百科事彙』(1906)の例をご紹介いただいていますが、さらに、13年さかのぼります。
著書・作品名:小国民(第5年第2号)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1893年1月15日
著者・作者:霞翁
掲載ページなど:24ページ上段5行目
発行元:学齢館