日国友の会



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ももやま【桃山】

読者カード 語釈 2023年05月13日 公開

2019年09月28日 古書人さん投稿

用例:彼の城南平等院の鳳凰堂は、藤原時代(ふぢはらじだい)の妙技を留め、本願寺の飛雲閣(ひうんかく)桃山(モモヤマ)の美術を觀るべく、〔京都の美術工藝(一)〕
『小国民(第5年第2号)』 1893年1月15日 霞翁
語釈:「ももやまじだい(桃山時代)」の略。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、この用法に触れていませんね。ちなみに、「桃山時代」の語釈は「一六世紀の後半、安土桃山時代のうち豊臣秀吉が政権を握っていた時代。約二〇年間をいい、中世から近世への過渡期として重要。秀吉が晩年に築いた伏見城の地を桃山ともいったところからの名。雄大な城郭や社寺などが造営され、その内部を飾る豪華な障壁画や彫刻が発達した。その他、陶芸・漆工・染織なども大いに進歩し、一般に豪壮・華麗をその特色とする」となっています。

著書・作品名:小国民(第5年第2号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1893年1月15日

著者・作者:霞翁

掲載ページなど:24ページ上段5-6行目

発行元:学齢館