日国友の会



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ささら【簓】

読者カード 用例 2020年01月13日 公開

2019年10月03日 ねじり草さん投稿

用例:歯の減りて小竹箒(サゝラ)となりし日和下駄(ひよりげた)を、浅穿(つゝかけ)ながら
『月夜鴉〈三〉』 1896年 遅塚麗水
語釈:〔名〕(6)物をすりへらすこと、また、用をなさなくなったもののたとえ。

コメント:用例がなかったので。448頁下段に1896年12月23日春陽堂から出したとあります。用例の「歯の減りて」の「減」は「二水冫」です。

編集部:第2版では、用例が入りませんでした。

著書・作品名:月夜鴉〈三〉

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1896年

著者・作者:遅塚麗水

掲載ページなど:353ページ下段後より4行目〔『明治文学全集26 根岸派文学集』、1981〕

発行元:筑摩書房