ささら【簓】
読者カード 用例 2020年01月13日 公開
用例: | 歯の減りて小竹箒(サゝラ)となりし日和下駄(ひよりげた)を、浅穿(つゝかけ)ながら |
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『月夜鴉〈三〉』 1896年 遅塚麗水 | |
語釈: | 〔名〕(6)物をすりへらすこと、また、用をなさなくなったもののたとえ。 |
コメント:用例がなかったので。448頁下段に1896年12月23日春陽堂から出したとあります。用例の「歯の減りて」の「減」は「二水冫」です。
編集部:第2版では、用例が入りませんでした。
著書・作品名:月夜鴉〈三〉
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1896年
著者・作者:遅塚麗水
掲載ページなど:353ページ下段後より4行目〔『明治文学全集26 根岸派文学集』、1981〕
発行元:筑摩書房