日国友の会



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サンジカリスム

読者カード 用例 2020年01月15日 公開

2019年10月06日 ねじり草さん投稿

用例:大陸の組合主義(サンヂカリズム)の色彩を帯びて来さうな傾向も見え出しては
『現代の英国』 1912年 上田敏
語釈:〔名〕(フランス syndicalisme {英} syndicalism )《サンディカリスム・サンジカリズム》議会主義を排し、労働組合のストライキ、サボタージュ、ボイコット、特にゼネストなどの直接行動によって現存国家権力を打倒しようとする無政府主義的な社会主義運動・思想。一八九五年ごろフランスに起こり、スペインをはじめ各国に広まった。急進的労働組合主義。→アナルコサンジカリズム。

コメント:さかのぼります。406頁上段に45・1『中央公論』とあります。単行本は『思想問題』大正2年6月近代文芸社発行(405頁)とあります。

編集部:第2版では、勝屋英造『外来語辞典』(1914)の例が添えられていますが、2年さかのぼります。

著書・作品名:現代の英国

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1912年

著者・作者:上田敏

掲載ページなど:188ページ上段6行目〔『明治文学全集31 上田敏集』、1966〕

発行元:筑摩書房