シュリーレンほう【-法】
読者カード 用例 2020年01月27日 公開
用例: | 「このような水や空気のむらを非常に鮮明に見えるように工夫」したものが、いわゆるシュリーレン法あるいは影写真の方法である。 |
---|---|
『「茶碗の湯」のことなど』 1942年 中谷宇吉郎 | |
語釈: | 〔名〕(シュリーレンは ドイツ Schlieren しま模様、脈理の意)かげろうのように液体や気体の屈折率の異なる状態を、屈折した光線だけを取出して、特別の装置を用いて目に見えるようにする方法。気流の熱上昇、光学レンズのひずみ観測などに用いられる。 |
コメント:用例がなかったので。266頁に昭和17年6月1日、385頁に『婦人之友』(『樹氷の世界』)とあります。
編集部:第2版では、用例が入りませんでした。
著書・作品名:「茶碗の湯」のことなど
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1942年
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:265ページ6行目〔『中谷宇吉郎随筆集』、1988〕
発行元:岩波書店